Saturday, September 02, 2006

2度目の移行 〜さよならClassic〜

変なタイトルでこんばんは。8月が終わっちゃいましたよ、HKTLVです。
今日は久しぶりにちょっとお仕事話でも。

時代の流れには抗えません、タイトルを読んでお気づきの方はお気づきでしょう。DTPのデファクトスタンダードであるMac OS 9とQuark XPress 3.3Jの組み合わせから、Mac OS XとInDesign CS2での作業へと段階的にシフトしていく試みが、遂に私の職場でもスタートしました。
これはもうDTPでなく"Design and Publishing"ですよ。なんつって。

「さよならClassic」なんてオーゲサな文句をタイトルに付けちゃいましたが、取り敢えず1誌のみの試験的な導入なんですけどね。
1度目の移行はもちろん、プライベートでのOS 9からOS Xへの移行です。G3のマシンにJaguarを入れてましたっけ… 重い重いとは感じながらも、そんなにOS 9に依存するような凝った作業をしていたわけではないので、比較的すんなりとスイッチできたのが思い出されます。
そして今回の職場での移行。当然プライベートの時のように上手くいくはずはありません。OS 9にどっぷりの、半ば腐れかけのような業界です。

今日は本当に、G5を使ったInDesignでの作業でテンパりまくりでした。ちょっと作業するだけなのに、全然わかんないこと!思い通りにならない作業に非常に苛つきましたが、突然のフリーズやタイプ2エラーを恐れずに作業できること、それにファイルオープンや描画の遅さにイライラすることがないのはやっぱりイイですね。
それに何より、新しいことをやるってやっぱり楽しい!

最早PowerPCは枯れたアーキテクチャですが(少なくともMacにとっては)、最新のアーキテクチャを扱う記事がこんな風に作られてると思うと、ちょっとおもしろくないですか? 私はおもしろいです。

最近Macの中古市場において、OS 9起動のできるマシンが値下がり傾向にあり、Classicしか動かないG5が値上がり傾向っていうのは、徐々にDTP業界のOS Xへの移行が進み始めているっていう背景があるのかもしれませんね。いざとなったらClassicで作業できるわけだし。

よし、取り敢えずInDesignを使いこなせるようにやったるぞ。そんな感じでそれなりに、ホドホドに仕事をがんばろうと思ったのでした。じゃ!

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