Friday, June 30, 2006

呑ませたり呑まされたり

お元気ですか、眼鏡好きが高じて伊達眼鏡のHKTLVです。

ちょっとしんみりした話になっちゃって恐縮なんですけども、最近になってようやく、人と人との繋がりって大事で大切にしなきゃいけないのかも、なんてことを思ったりします。

お酒は好きだけどお酒の席はあんまり得意じゃない私ですが、今日はなんだか久しぶりに楽しいお酒でした。大勢で呑むのもたまには悪くないなぁ、なんてことを思ったりします。

それじゃ、またね!

Thursday, June 29, 2006

アキハバラの猫 the 4th (夏に向かって)

お元気ですか、メロンブックスで加地秀基がかかっててビックリしたことがあるHKTLVです。しかもワタナベイビーをフィーチャーしたやつ。

以前書いたアキハバラのゴハン屋さんにまた行ってきたんですけど、7月からお昼の営業をやめちゃうとのこと。もう店員じゃないから直接は関係ないですけど、やっぱりちょっとさみしい気分になりました。大抵いつもマスターひとりでやってて、お昼時は大変そうでしたし、仕方ないっちゃ仕方ないんでしょうけど。
アキハバラのショップ店員が短いお昼休みに、ちょっとだけホッとできるいい空間でした。定番メニューのベトナム風チキンカレーとタコライスがオススメです。ハイネケンがあるともっといいですよ。


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ついでと言ってはなんですが、久しぶりにねこを撮ってきました。今日は全然こっちを向いてくれませんでしたが。それにしても、暗くてもそこそこ撮れるデジカメが欲しいです。ケータイカメラじゃノイズがノリノリです。そんな夏の到来を感じる日でございました。それじゃ!

Monday, June 26, 2006

本日のベスト・アクト

スーツを着る日はiPod miniのHKTLVです。めっきり梅雨ですね。

持ってるレコードは好きなものばかりなので、iTunesやiPodの中身も当然好きな曲がたくさん詰まってるわけです。だけど「好き」にもイロイロあるじゃないですか。家族みたいに好きだったり、友達みたく好きだったり、恋人のように好きだったりと人間関係みたいなものです。
それに、どんな時でもウェルカムな曲があったり、ちょっと疲れてる時には聴きたくないものや、気分がドンヨリしてるときには聴きたくないものとか。これもなんだか人間関係みたいですね。

普段は4G iPod (Photo)の60GBを使っているのですが、シャッフルで聴いていると時には飛ばしてしまう曲もあったりするんですね。だけど今日はiPod miniの日だったのです。容量が4GBなので、好きな曲の中でもダントツに好きな曲ばかり、前述した「どんな時でもウェルカムな曲」ばかりが詰まっています。滅多に飛ばす曲は出てこないです。
もう、ヘッドホンを着けてる間は間違いなくゴキゲンですね。以前にもiPodの登場で音楽の聴き方が変わった、ってことを書きましたが、本当に新たな発見や曲の繋がりに目から鱗が落ちることがしばしばです。

今日のサプライズは、Pizzicato Fiveの"It's a beautiful day"からUnder17の"夏だ!海だ!スク水だ!"(書いてて死にたくなるようなタイトルですが…)、そしてShuren the Fireの"Double Barrel (inst.)"への流れがね、もうバッチリでしたね。だって絶対あり得ない流れじゃないですか。こんなセット、そこらのとち狂ったナードDJでもかけないですよ。いやー、ツキナミですが音楽って凄い。

なんだかアキハバラだのスク水だのって、ナード感あふれるワードが頻繁に出てくるブログですね… これじゃ右ペインの"About Me"にある「ナードになれなかったナード」ってのが嘘くさくないですか。
いずれこの辺りのことをキッチリ書く必要があったりなかったりするのかもしれないですが、その時が来たらまた考えます。それじゃ!

Sunday, June 25, 2006

呑んだり呑まれたり

最近このブログのキラーコンテンツである「ねこシリーズ」がやれてなくて寂しいHKTLVです。こんばんは。

仕事で関わっているブログの話で、ドーリョーの女性が言っていたことがあります。「長文エントリーを書いてると、だんだん感覚が麻痺してくる」って。キギョーブログってムズカシイですね。

duralex

眠いのになんだか寝る気がしないので、またしてもお酒を飲んでおります。ちょっと今まで書いたエントリーを読み直してみたのですが、呑んだくれブログみたいですね、このブログ…

まだまだ方向性模索中ですよ。肴はフランスパンですよ。よーし、だんだん寝る気になってきた。それじゃ!

Saturday, June 24, 2006

並んで訪ねる林檎屋さん / ギンザ篇:その1

いかがお過ごしですか。ぶっちゃけ未だにオフサイドの仕組みがよく分からないHKTLVです。さて、Apple Store, Sapporoが本日オープンということで、アップルストアのことでも書いてみようかなと思います。

初めてアップルストアに並んだのはいつのことだったでしょうか、たしかあれは2004年の7月、iPod miniの発売時に銀座の店舗だったと思います。すでに3G iPodの40GBを愛用しており、iPod miniなんて全然買う気はなかったんですよ。何故並んだかは自分でもよく分からないんですけど、一度くらいあの列に加わってみるのもいいかなと思いまして。銀座の路上で夜を明かし、朦朧とした意識の中でオープンを迎えました。

気がついたらiPod miniのグリーンとAirMac Express、ノベルティのiPod mini Tシャツが入った袋を握りしめてました。そのままダッシュで(文字通り足で)アキハバラの仕事場へと向かい、もらったTシャツに着替えて接客してたのが思い出されます。

思えば、ちょっとしたApple製品好きだった僕が、Apple製品バカに片足を突っ込み始めたのはこの頃からなのかもしれません。

長くなりそうなのでこの辺で、それじゃ!

Wednesday, June 21, 2006

美味くてもいきたくない店

ジメジメですね。カイシャの下のマクドナルドで、おぎやはぎの矢作を見かけたHKTLVです。意外とちっちゃかったです。

さて、今日は帰りのデンシャの中で、とあるラーメン屋に行ってみようかと思ったけど、そこの店主のことを思い出してやめました。ソノコトなんかを書いてみようかと思います。
そのお店は店員時代、仲間と帰りにたまに一緒に行ってたとこなんです。仲間の最寄り駅のそばで、僕は途中下車。3口食べたらヤミツキになるような、ちょっと特殊なメニューを出す店でして、割と気に入っていました。あの店主の言葉を聞くまでは。
その店で出すメニューは麺の量が選べましてね、1玉・2玉・3玉みたいに。貼り出してるメニューには2玉までしかないんですが、頼めばもっと多くしてくれるんですよ。僕は割と食べる方なので、たまにいくと3玉とか4玉とか食べてたんです。
そこで店主と「食べる人はどのくらい食べるのか」とかそういう話になったんですよ。いろいろ話してて店主曰く、

“一見さんには3玉以上は出さない。食べきれないと勿体ないから”

ここまでは分かります。結構ボリュームのあるメニューでしたし。ただこの話には続きがありまして、

“3玉、4玉、食べる人は食べるけどやっぱりあれだね、たまに来て量を食べるヒトよりも、2玉くらいしか食べないけど週に何度も来てくれるお客さんが大事だし、そういう人のためにやってるね”

一緒に来てる仲間はまさに後者、僕はまさしく前者でした。店主に他意がなかったとしても、その言葉は僕らに当てはまっていました。
飲食に限らず、客商売やってるのはみんな人間です。機嫌のいい時もあれば、悪い時もある。お気に入りのお客さんには親切に接客したかったり、その逆もまた然りです。ただそれを極力見せないように努力するのがプロの仕事だったりすると思うのです。ましてや「自分は客を選んでますよ」なんて公言するなどもってのほかです。
…と、接客に関するアレコレを書き出すと長くなりそうなので、これに関してはまたいつか。
そんな店主のトノサマっぷりを目の当たりにした僕は、それ以来その店に行くことはありませんでした。そんな店でおいしい食事などできません。店が客を選ぶのなら、客も店を選べる筈です。

なんか取り留めなく長々と書いちゃいました。おつきあい頂いてありがとう。んじゃ、失礼しましたー!

Monday, June 19, 2006

I love happy monday(s).

こんばんは、ジーンズは洗剤で洗うHKTLVです。
いいっすよねHappy Mondays、あんまよく知らないですけど。

お仕事日記みたいになってなんなんですが、今日は唐突にでかい山、山っちゅうか、でかい丘ぐらいの仕事が廻ってきまして。急遽明日打ち合わせみたいなことになってしまったのですよ。で、まあ一応それなりにキレイめのカッコをしていく必要があるわけです。そんな服はないということで、仕事帰りにユニクロ行ってきました。ユニクロなんて利用したの何年ぶりでしょうか。
んで、ついでにゴハンでも食べようって考えたんで、アキハバラに行ってきたのです。久しぶりのアキハバラでゴハンです。

店員時代にちょくちょく通ってたカレー屋さんに行ってきたんです。これまた半年ぶりくらいだったんですよ。いやー、いっつもタンドールのところでナンを焼いてるおっちゃんがサイコーの笑顔で迎えてくれました。
チキンサラダ、ベガンマサラ、ガーリックナンとマハラジャ(インドのビール)を頼んだんですが、ヤバいっすよ。もう美味いですよ。なんで僕は月曜日からビールを飲んでるんですか。ゴキゲンになってきたのでウォッカマンゴーを頼んでみたら、ウォッカをきらしてるとのこと。笑顔のステキなおばちゃんのススメでカシスラッシーにしてみました。これがまたスウィートで美味い。甘いお酒もたまにはいいものです。
全部食べ終わって会計しようとしたら、おばちゃんからあったかいスパイスティーをご馳走してもらいました。こっそりと「これサービスね」ってカタコトの日本語で。もう素晴らしいです、ニクイです。
結局服より食事代の方が高く付いちゃいましたが、素晴らしい夜でした。こういう店があるから、ついついアキハバラに足が向いちゃうのです。


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写真は店員時代、昼休みによくマッタリしてた公園の遊具です。手前のに座ってゆらゆらしてました。ここの公園はお昼どき、ショップの店員はもちろんのこと、明らかにサボってるリーマンやらチルアウトしているホームレスやらでカオスと化すおもしろスポットでもあります。あと、もちろんねこも居ます。オススメです。それじゃ!

Sunday, June 18, 2006

桃井はることUnder17

御機嫌よう。肥満度がやせ傾向なのに、中性脂肪が高いHKTLVです。
桃井はることか、Under17をご存知ですか? ナード方面にアンテナを張っている方なら、おそらく知らない人は居ないだろうとは思います。だけど今回のエントリーはむしろ、ナードじゃない人に読んでほしい。音楽をやる人としての桃井はるこなどについて、2004年10月12日に書いた文章をリライトしたものです。間違ったことを書いてる部分があるかもしれませんが、生温い目で読んでやってください。
土日だからって鬼の首を獲ったかの如く、長文エントリーを続けますが、まったりと時間のあるときにでもどうぞ。


 私が初めて桃井はるこのボーカルを聴いたきっかけとなったのは「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」という、書いてて頭が痛くなってくるようなタイトルのアニメ作品だった。詳しい経緯を書く気は起きないけれど、とにかく小麦たん(…)として歌う桃井の声とメロディーに、そしてギター、トラックにぶっ飛ばされた。特に"あなたがだいきらい"って曲はとんでもなかった、後にその楽曲の作曲も桃井の手によるものだということを知って、意味もなくヘコむのだがそれはまだ先の話。
 それからウェブを徘徊して、桃井はること彼女の所属するユニットであるUnder17のことを少しだけ知ることができた。主な活動はエロゲーなどのテーマソング創りとか、所謂「萌え」を枢軸に置いたもののようだった。とあるエロゲーメーカーのサイトに、Under17名義の楽曲がサンプルとして置いてあったので数曲聴いてみた、はっきり言って驚いた。わかり易くて普遍的で、爆発力のあるメロディー。桃井はとんでもない才能を持ったシンガーではないのか、そう思うようになった。
 だがここで、大きな問題がひとつ。桃井はるこ名義にしろUnder17名義にしろ、当時の活動のメインはエロゲー。そう、音源がまったくといっていいほどリリースされていないのだ。音源はあってもエロゲーの初回特典とか、そういった手段でしか手に入らない。単体でリリースされているものといえば、声優としての桃井の音源くらい、要はサントラものとかキャラクターソングものなどばかりだ。
 非常に勿体ないと思った。一部の所謂ヲタ市場のみにしか届かない桃井の方法論が歯痒くてならなかった。この思いは、後にUnder17のアルバムがリリースされてから、さらによりいっそう強くなることになる。

 そんな感じで桃井の音源欲しい病が進行している折り、Under17のアルバムが発売されることを知った。今までのエロゲーやアニメでやった楽曲をコンパイルしたものらしい。約ひと月のインターバルを置いてリリースされるUnder17初の2枚の音源。私はいつも通っている渋谷の小さなレコード屋も、大きな外資系のショップも素通りしてアニメイトに走った。

 別にUnder17は目新しいことをやっているわけでも、ましてやポップミュージックの新機軸を打ち出しているなんてわけでは全然ない。それにも拘らず、今までに聴いたことのない音楽がそこにあった。桃井のボーカルは神がかっていたし、そのメロディーはどのポップミュージックよりもポップだった。そしてUnder17のもうひとり、小池雅也のギターもアレンジも、桃井のボーカルにあり得ないほどハマっていた。勿論、すべての楽曲が手放しで絶賛できるものだったわけではない。似非エイベックストランス(似非の似非!)のようなトラックがあったり、過剰なストリングスなど惜しいと感じる部分もあった。しかし、それでも桃井のボーカルは曇っていなかった。
 2枚のアルバムを繰り返し聴くことにより、どうしても強くなる思いがあった。タワーレコードやHMVに平積みされてもおかしくないようなポテンシャルを持ったUnder17、それがどうして限られたところにしか届かない方法論で音楽を鳴らしているのだろうか。
 何故桃井は「萌え」にこだわるのか。桃井が自身のサイトに書いていた日記を読んで、そして私自身がアキハバラで働き始めたことで、それが少しだけ理解できるようになった。アキハバラを歩きながらUnder17の曲を聴いていると、桃井がアキハバラを本当に強くリプレゼントしているんだなということを強く感じる。例えばTha Blue HerbのBoss The MCが札幌・平岸を、MSCのクルーが西新宿をリプレゼントしているように、桃井はアキハバラに非常に強いこだわりがあるんだろう、だからこそ必然的に「萌え」に向かっているんだろう。そういう解釈はできるようになったものの、もっと広いフィールドで、マスに向けた方法論で勝負してほしいという思いが消えることはなかった。Under17ならそれができるし、するべきだと思った。

 しばらくして、Under17のシングルが2枚リリースされたことを知った。それとUnder17が解散することも。

 シングルを聴く前に、桃井が小麦たんとして歌う音源を何枚か聴いてみた。やはりボーカルだけでも桃井は光っていた。だが桃井がボーカル以外に関わっていたり、Under17小池が関わっている楽曲は他より明らかに輝いていた。小池のアレンジで爆発力を増す桃井、そして桃井の書くメロディーはやはり凄かった。
 そしてニューシングル。この2枚はまたもやタイアップもの、またもや萌え萌えな雰囲気だ、ジャケとかを見る限り。ただ状況は明らかに変わっているのではないだろうか。今までは単体の音源のリリースがほとんどなかったUnder17、それがここに来てシングルが2枚である。これはUnder17の楽曲の商品価値が認められたという意味だ。アルバムはそれなりに届くところには届いたということなのだろうか。
 まずは、"ラブスレイブ"を聴いた。なるほど、イントロ一発でいろいろ考えていたことがどうでも良くなった。「萌え」にこだわりつつも、明らかにUnder17は次の音を鳴らしていた。誰もが口ずさめる普遍的でポップなメロディーと、分厚いギターとシンセ。大袈裟に感じるかもしれないが、ロックンロールが生まれた時の感じと良く似ている。「萌え」にこだわりながらでも、まだまだやることは、やれることはたくさんある、そんなUnder17の決意のようなものを感じた。次は"くじびきアンバランス"なのだが、実はまだ聴いていない。"ラブスレイブ"を聴いた時点で、どうしても何か書かなくてはいけない気がして、今これを書いている。
 Under17は先日開催されたイヴェントで最後のシングルをリリースしたらしい、イヴェント限定で。こういうことをやると、また方法論がどうだとかいうことになるのだが、それはまあどうでもいい。ここで書いておきたいのは、そのUnder17名義でリリースする音源に小池が参加していないということであり、Under17名義でやるライヴに小池が参加しなかったということである。
 桃井の所属事務所(※当時)であるNakidのサイトで、Under17解散についての短い文を読んだ。桃井と小池、連名による文章だが、おそらく桃井が書いたものだろう。方向性の違いで発展的な解散であると、どこかで読んだことのあるようなことが書かれていた。方向性の違い、理由は想像に難くない、勝手な私の想像でしかないが想像するのは自由だ。「萌え」にこだわりアキハバラをリプレゼントし続けるのか、それとももっと広いマーケットに向けてアピールするのか、おそらく一番の問題はここではないだろうか。
 Under17が解散するにあたって気がかりなのが、小池なくして桃井は輝けるのかという点だ。前述した通りUnder17の楽曲でなくても、桃井のボーカルは小池のアレンジやギターがあってこそ爆発力を増す。ソロで活動するとしても、プロデューサーやアレンジャーによっては、桃井はただのイロモノになってしまう可能性も否定できない。まあ桃井は頭の良い人だと思うから、そんな心配は無用なのかもしれないが。

 それにしても、もっとUnder17を聴いていたかった。"ラブスレイブ"では明らかに次の音を鳴らしていただけに、もうすぐ終わってしまうのが残念でならない。
 それじゃ、"くじびきアンバランス"を聴いてみよっかな。アルバムがもう1枚くらい出たら嬉しいなぁ。あー、あとタイアップなしで、素のUnder17としての曲も聴きたい。

と、ここでおしまいです。このあとに聴いた"くじびきアンバランス"、そしてそのB面の"かがやきサイリューム"にメタメタに打ちのめされるのですが、それはまた次の機会に。この"かがやきサイリューム"、Under17の最高傑作じゃないかと思ってるんですよ。書きたくてしょうがないんですが、今から新たに書き起こす元気がちょっとないので。。。
ソロになってからのアレコレとかもあるんですが… まあいいや。
それじゃ、もう寝まーす。じゃね!



モモーイのホームページ宣言!!(仮):桃井はるこの個人サイト
有限会社プラグ・エンタテインメント:桃井はるこ、現在の所属事務所
koikemasaya.com:小池雅也のオフィシャルサイト

クリエイティブと似非クリエイティブ

クリエイティビティとは何ぞと、考えます。リラックスしていきます。

例えば、今の仕事場のドーリョーに音楽を創ってる人間が居ます。どちらかといえば、ナード寄りの所謂同人ベースで活動してる人なんですが、まあものは言い様、インディペンデントで自主盤を売ってるという風にも言えるわけです。音楽性の好き嫌いは別として、良くやってるとは思います。「良くやってる」っていうのも上からものを言ってるみたいでなんなんですけども。
ただ、彼のやっていることは果たしてクリエイティブなことなのだろうかと考えると、そうは思えない節があるんですよ。はたから見てて内輪のおママゴトというか、そんな感じがするんです。

私は人に見せびらかせるようなものは何ひとつ生み出せていない、それを前提にしても、彼のやっていることは好きになれないのです。

彼はことあるごとに、自分の「作品」のことを語り、聴かせてきます。このギターを弾いた人がどうだとか、ストリングスのネタがああだとか。なんて書けばいいんですかね、PCのスペックと機材で音楽を創ってる、じゃなくてトラックを作ってる、そういう印象を受けるんです。
語りすぎなんでしょうか、「作品」に対するストイックさをまったく感じない。ストイックであることに必要性を感じるか感じないか、それはそれぞれの感じ方ひとつだとは思います。ただ私が思うには、ストイックであること、そこがクリエイティブか否かを分かつ点ではないだろうかと思うのです。

彼が恥をかくのは全く構わない、むしろ恥をかくことは前進に繋がる筈ですから。だけど音楽に恥をかかすのだけは本当にやめてほしい。
もちろん、ここで書いていることは音楽のことに限らず、すべて私自身にも言えることです。

例えば、雑誌記事をつくったり、メールマガジンやウェブページをつくったりする今の私の仕事。所謂「クリエイティブ系」と分類されがちな職種ではありますが、自分で自分の仕事をクリエイティブだと思ったことは一度もありません。感覚としては製造業に近いかもしれないですね。
この仕事がクリエイティブなのかどうか、それは読者が判断すればいいことです。リアクションを殆どもらえない、切ない片思いみたいな仕事ですが。

そろそろまとまりが無くなってきたので、まとめましょう。今現在、私の思うクリエイティビティとは何ぞ。ストイックであること、そして自分ではなく他人が判断すべきこと。そんな感じでしょうか。
イエー!ツキナミー!!

敢えて「彼」のサイトへのリンクは張りません。そして、これを読んだ貴方、もし自分のことかなと思ってもあんまり気にしないでください。貴方のドーリョーは貴方のことが嫌いなわけじゃないし、貴方と一緒に仕事をすることが嫌なわけではありませんので。保身です。

なんだかこういう長文を書くと、「続きを読む」的な機能が欲しくなりますね。それじゃ、失礼しましたー!

Saturday, June 17, 2006

mdsとLAServer(補足)

ひと月ほど前に、暴走したmdsとLAServerをkillする件について書いたんですが、大事なことを書き忘れておりました。今更ですが、ちょっと補足します。ここに書かれてるのを読んで思い出したことなんですが、まあ丸投げも無責任かと思うので。

要するにmdsをkillするタイミングによっては、起動ボリュームのルートディレクトリ(ハードディスク直下のことです)にmds-crash-stateってファイルができちゃうから、定期的にチェックして削除しようってことでございます。前述のコラム「OS X ハッキング!」ではmdutilコマンドを実行して云々とありますが、自分の環境ではとくにインデックスを再構築せずとも問題は起きてないです。
以上、補足でしたー!

MYCOMジャーナル / コラム「OS X ハッキング!」

Friday, June 16, 2006

中性脂肪ブルーズ

梅雨ですね、お元気ですか。
MOTHER3でかっこいいものはブルーズにしたHKTLVです。

毎度毎度、週の後半は怒濤のように過ぎていきます。原稿を書いたり直したり、開けて3日ほどの米にちっさい虫を大量に発見したり、健康診断の結果が返ってきたり。
例によって軽く酔っぱらっているので、なにを書こうかという感じなのですが、なんか中性脂肪が標準値をオーバーしているらしくヘコんでおります。経過観察が必要だとか書いてあります、検査報告書に。
中性脂肪はどうやったら下がるんでしょうか、とりあえず今日の晩ゴハンはカラムーチョとズブロッカです。あっちへまっしぐらです。

…それじゃ!

Wednesday, June 14, 2006

襟はないけど襟を正して

こないだのエントリーで酔っぱらいながら、自分の文章がフィーチャーだなんだと書いたんですが、さっそく某媒体でちょっとした原稿を書くことになりました。別にどーでもいいっちゅうか、キョーミがないことを書くんですけど、それでもなんかワクワクして楽しいです。

最近はこのブログでグダグダな文章しか書いてなかったので、久しぶりに襟を正した感じのマジメ原稿なのです。襟の付いた服なんてメッタに着ないですけど。文章を書いててワクワクする感じってのは、いつまでも忘れずにいたいですね。それじゃ、またね!

そうそう、Google先生のインデックスに、ようやくこのブログも入れてもらえたみたいです。ほんとに先生にはお世話になりっぱなしですよ。先生が居ないと仕事も成り立たないですから。ありがたいことです。

Monday, June 12, 2006

サッカーとジブリ作品

サッカー好きのみなさまこんばんは。そうでもない方もこんばんは。
僕はそんなにサッカーはキライじゃないんです。かと言って好きでもないし、ぶっちゃけるとどうでもいいんですよ。
それなのに、今夜の日本戦がけっこう楽しみできっと観ちゃうだろうなーって思うんです。たぶんウォッカとか呑みつつ、ほんのりと観て、そこはかとなく応援しちゃうんです、きっと。
もしかしたら僕は人並み程度にはサッカー好きなのかもしれない、そんなことを考えながら、カイシャ帰りの電車の中でちょっと思ったんです。あ、これってジブリ作品に似てるかも、って。

テレビで何回もやってて、「うわ!またやってんのかよ!!」とか思いつつ、なんとなく最後まで観てしまうスタジオジブリ作品。ラピュタ然りナウシカ然り、最近だともののけ姫とかもですかね。もう何度も観てるはずなのに、観始めると結構おもしろくてダラダラと最後まで。
まさにサッカーです。別にキライじゃない、かと言って好きでもない、観てみると結構おもしろい。厳密には「何度も観てる」という点が違いますが、サッカーの試合を何度も観てるという点では一致します。
あらスゴい!と自分でちょっとだけ思いましたとさ。

あ、もうすぐキックオフですよ。楽しみだなぁ。それじゃ!

Sunday, June 11, 2006

曲作り(という名のヒマツブシ)

最近また、曲を作るのが楽しくなってきたりこなかったりしてます。
ただ、シラフじゃMacに向かうことができないので、グラグラになりながらいじってるのですが、本来のBPMよりスピードアップして聴こえるところがなんとも楽しいですよ。
「作品」って言葉がキライなんです。軽く「作品」って言葉を口にする人もまたキライです。だって「作品」ってすげー重いものだと思うんですよ。もっと軽く、フッとした思いつきというか、そういうものが重要だっちゅうか、そういうものを大事にしたいと思うんです。
ノリで仕上げたものを、あとで聴き返したりとか読み返したりして、イイじゃんって思いたいんですよ。それを他の人が楽しんでくれればより良いとは思うんですけど、贅沢は言ってられんです。
仕上げられただけで万々歳ですよ。ちょっとした趣味のリミックスとかであったとしてもです。それが誰かの琴線に、琴線とかじゃなかったとしても、引っかかりが生まれたりする。そういうものを創りたい。いっつもそんな風なことを考えてるんですが、難しい、ムリなんじゃねえかというくらい難しいです。
誰かに気持ち良くなって欲しいですが、気持ち悪くなってもらってもぜんぜん構いません。引っかかりがないのが一番悲しいなーって思います。

話は変わって、徐々に仕事の責任が重くなってきました。自分の文章とかが今まで以上にフィーチャーされることになりそうです。スゴく楽しみな反面、不安だったりもします。まあ、案ずるよりなんとやら、なのかもしれないですが。

今日はちょっとドラムを組んだだけで、もうネムネムです。ネムネムっちゅうか、ぜんぜんカタチにならんので、また酩酊エントリーを書いております。いやー、速いMacが欲しいです。それじゃ、またねー!

Wednesday, June 07, 2006

ブナンにオススメレコードとか。

家に帰ってきてから、グッタリしちゃってテンションがあがらないので、久しぶりにヴァイナルを引っ掻き回して何枚かかけました。
ノリノリになってきて踊っちゃおうかと思ったんですが、散らかり放題の部屋では、ステップの踏み場もありませんでしたとさ。

records

真ん中あたりに大きく写ってるジャケはApani B-fly Emceeの"Laws"って12インチです。Hyde Out Productionsってレーベルが出してます。
女性のMCなんですが、非常にカッコ良くて大好きです。Apaniって名義で"Story 2 Tell"というアルバムをCDで出してるのでよろしかったら。

それにしても暑いっすね。iBookのファンもエアコンもフル稼働ですよ。
ではでは、またね。

Hyde Out Productions
Miclife Recordings
Discogsで"apani"を検索

Monday, June 05, 2006

Bigup and make money.

いつまでも私信が一番上にあるのもなんなので、なんか書こうかなと思いますよ。なんかある意味パブリックなスペースでああいうことをやるのは、あんまり良くないですね。おもしろいけど、自分では。

それにしてもそこそこ生きていると、何があるか分かんないですよ、ほんとに。昔の仲間が本を出しただとか、旅館の若旦那をやってるだとか。自分も1年前は人の原稿にメタメタに赤字を入れたりしてるなんて、考えてもなかったですからね。酒の席とかでよく話すことなんですが、本当に先のことなんて分からんものです。

まあぶっちゃけ、1ヶ月先のことが分からないってのは言い過ぎですが、半年、1年先のことなんて想像もつかないですよ。

そうそう、ぜんぜん関係ないけど、「最高の週末、過ごしてる?」ってCMがだいっ嫌いです。それじゃ!



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Saturday, June 03, 2006

私信:to my dearest ぼうし星人

眠くて眠くてあとはゴハンを食べて寝るだけ、そんな時に鳴った電話。
クタクタで、お腹はぺこぺこ。ずっと寝てなくて終始上の空だった私ですが、あなたの声は届いたような気がします。気がするだけならいいのですが。

書きたいことはたくさんあるような気もするけど、やっぱりそれも気がするだけで、本当は書きたいことなんて何もありません。
ほとんどの言葉や文字はそれほど重要なことじゃないと思っています。
もちろん、この文も。

それじゃまた、2〜3年後に!

すべて愛するものたち

Thursday, June 01, 2006

アキハバラの猫 the 3rd (The night is still young)

もうこのまま夏になっちゃえばいいじゃん、そんな暑さですね。
普通ならこれから梅雨って時期ですが、アキハバラではもう夏が来ていることでしょう。今回はそんな夏のアキハバラのねこです。


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これは昨年の夏、ヨドバシカメラがあとひと月足らずでオープンという時期に撮ったものです。たしか軽くお酒を飲んでから、ひとりになってふらふら徘徊してたら出会った3匹のうちの1匹。2匹は元気いっぱいの子猫で、こいつだけはどっしりと落ち着いてたような記憶があります。
「いやー、これからこの街、どうなっちゃうのかね」
そんなことを考えているのでしょうか。考えていないのでしょうか。

望むと望まざるとにかかわらず、街は変わっていくし、それが正しいと思うのです。ちょっとさみしいけど。
それじゃ!