Monday, May 14, 2007

D・T・P! D・T・P! (Quarkは道を開けろ)

本日の帰りのデンシャは、久しぶりに命の危険を感じる混みっぷりでした。
生きているってすばらしい、HKTLVです。

とある印刷会社の方に、近頃の仕事の様子について伺う機会がありまして、今日はそのことを少し。喜ばしいのはCTP刷版がずいぶんメジャーになってきていること。全体の7〜8割はフィルムレスによる刷版で仕事ができているようです。進行上の工程が減らせてクリエイティブも出版社も、そして何より印刷会社がニコニコでイイことづくめのCTP刷版、サイコー!! フィルムなんてこの調子で絶滅してくだされば良いと思います。そういうことを書くと、対応が遅れている(遅れざるを得ない)中小の印刷所に悪いですけど。

仕事場におじゃましたんですが、やっぱりG4が多い。MDDがずらっと並ぶさまは壮観ではありますが、ディスプレイに映っているのはすべてOS 9。申し訳程度に置いてあるG5でOS Xは動いてましたが。聞いたところ、入稿されるデータの殆どは未だQuark4のものだそうです(3.3じゃない!)。割合で言うと過半数は、とのことでした。7〜8割でなかっただけまだマシなのかもしれませんが、Quark4.0日本語版が出荷されたのが1998年、約10年前に出たソフトウェアが未だにメインストリームというのは明らかに異常な事態と言わざるを得ません。ソフトは勿論、OCFやCIDなどの古いフォントやプラグインに投資されたおカネなどのことを考えると、変化しにくい業界というのも理解はできるのですが…

InDesignやAcrobatのPDFによるレスプルーフワークフロー、RGBワークフローが主流になる日なんて果たして来るのか、そんなブルーな気分になります。しかしです、すぐ間近にAdobe CS3日本語版の出荷が待ち構えています。Intel Macにネイティブ対応したCS3は、果たしてDTP業界を変える起爆剤となるのでしょうか。ってかなるとイイなぁ。「Quarkって何それ?」「PDF/X-1a? 古い古い、RGBのPDF/X-4で入稿しようよ」、そんな業界はきっとハッピーでキラキラしている筈です。考えるだけでニヤニヤしてしまいます。…スイマセンちょっとオーゲサでした。

とは言え、CS3の登場が即業界のOS X、InDesignへの移行の起爆剤になることはないでしょう。そんなことは解っています。そこにはおカネの問題は勿論、うず高く積み上げられたノウハウの問題もあるでしょう。だけど、ちょっとしたキッカケにはなるだろうなと思うんです。もう既にOpenTypeのフォントを安く使える環境も整いつつあるし、OS Xはすっかり安定してそこそこ軽いイイOSになった、それを速く運用できるマシンも揃ってる。そこに真打ちのレイアウトソフトが来ちゃったら、もう移行をためらう要素は無い筈。おカネなんて2〜3年でペイできるさ。さあQuark XPressよ道を開けろ、OS 9とともにやすらかに眠ってくれ。

そんな大風呂敷を広げた感じで終わります。ではでは。

No comments: